レビューで最終決定がされる

人が商品を買うときって、できるだけ良いものを納得して買いたいと思うのが当たり前ですよね。
人は得をするよりも損をすることを嫌がりますので、金額の大小にかかわらず、気になる商品を選ぶ時は慎重になる性質があります。
買い物において「損」は失敗のことです。
先日、僕はAmazonで水筒を買ったのですが、かなりレビューを重視しましたので、この時の行動パターンを自分に置き換えて考えてみてください。
商品に求める条件
僕は毎日コーヒーを飲みながら作業をすることが多いので、夏はよく冷えたアイスコーヒー、冬はポカポカ暖まるコーヒーを飲みたいと思いました。
キッチンが隣にあるのですが、飲むたびに入れるのは面倒なので、2時間前に入れて常温に戻ったコーヒーをチビチビ飲んでいます。
要するにいつでも好きなときにおいしいコーヒーが飲みたいのです(´∀`)
保温性の高い魔法瓶タイプでコーヒーを入れても問題ない商品が欲しいのです。
さらに、机の上に置いて作業しますので、倒しても汚れない蓋付きの魔法瓶で洗浄も簡単にできるものが好ましいです。
洗いやすい事も条件になりますので、シンプルな構造の方が良いでしょうし、デザインも飽きの来ないシンプルなものが良いです。
2~4時間くらい座りっぱなしで作業することが多く、その間持ってくれれば良いので、容量はそれほど必要ありません。
実際に調べてみる
この条件で1000円~4000円位であれば良いな~と思いAmazonを調べました。
僕が最後まで悩んだ商品はこの3点で、どの商品も割引されて1800円くらいでした。
デザインはどれもシンプルで僕好みです。
構造はサーモスが少し複雑な感じで洗いにくそうだなと言う印象を受けましたがワンタッチ式なので仕方ないかと。
一方タイガー、象印は超シンプルでくるくる回すキャップ式で、簡単な作りですす。
この段階で、どれを買ってもおそらく満足するとは思うのですが、この中から一番良い商品を選ぼうとするから買い物は楽しいんですよね(*゚ー゚)
レビューを吟味し決定する
個人的にタイガーと象印は僕が小学生の頃に使っていた魔法瓶で、当時ダサかったイメージがすり込まれており、サーモスが格好良く思えていたので、レビューを見るまでは、サーモスにしようかなと思っていました。
最初にサーモスのレビューを見ていくと、複雑な構造であるパッキンがゴムくさいとのレビューが何件か発見、さらにコーヒーとゴムの味が混ざりまずくなるとの意見も・・・
コーヒーメインで魔法瓶を探している僕からすると、まずくなる魔法瓶はいらないので、この時点で、でかいパッキンがついているサーモスは消えました。
次に、タイガーと象印のレビューを吟味していきます。
基本的に両者とも高評価で、非常に悩ましいところでしたが、タイガーのレビュー件数が621件で評価が4.5、象印のレビュー件数は184件で評価が4.4となっています。
ロゴは象印の方が好みなんですが、使い勝手を重視していくと、象印は鉄くさいというレビューが多いような気がしました。
内面にフッ素コートが施されている部分も長所ではありますが、フッ素にコーヒーがこびり付くらしいです。
タイガーのロゴはちょっとだけリアルなので、もっとかわいくして欲しいと思いますが、商品レビュー件数は象印の3倍以上であり、評価も象印よりも良いです。
レビュー件数が多いと言うことは、それだけ買われている商品である証ですし、レビューしない人もいますから、実際にはかなりの数が売れていると思われます。
そして、あまり悪いレビューも気にならないレベルでしたので、僕はタイガー魔法瓶に決定しました。
レビューに求められるもの

ユーザーは、その商品を自分が日常的に使っている場面を想像しながら楽しみながら商品を探して吟味します。
日常的に使っていて嫌だと思ってしまう部分は、事前にできるだけ排除したいと思うのです。
そのために、多くの使用レビューが書かれていますので、具体的なイメージが起こしやすいので、自分が嫌だと思うことは事前に回避する事が出来ます。
僕の魔法瓶の例では、保温性はどれも合格点でしたので、保温性についてはあまり調べておらず、「まずいコーヒーは飲みたくない」という失敗のイメージを重視して商品を選びました。
つまり、失敗する可能性が低い商品を自分で考え選択したのです。
今回の行動が、レビューに求められている本質だと僕は思っています。
良いレビューはあまり読まずに、悪いレビューを重点的にチェックし、失敗を回避させる行動を起こさせる。
良い商品の定義はその商品によって異なりますが、ほとんどの人が良いレビューをすることが多いので、良いレビューと悪いレビューを読ませて、現実的な判断が出来るページは、ユーザーにとってありがたい情報です。
商品購入後の日常をバッチリイメージさせて、比較をしてもらわないと商品なんて買いにくいです。
また、類似する商品が同じ価格帯で販売されていて、同じような効果であれば、商品ページだけでは判断出来ませんよね。
いや、しかし今回の魔法瓶の買い物はレビューの重要性を再認識出来た上に、良い買い物が2000円くらいで出来たので、大満足です(´・ω・`)
たかはしさん、こんにちは
せいと申します。
「悪いレビューが求められている」
という当たり前のことを認識して記事の作成に取り組むべきですね。
勉強になりますm(_ _)m
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コメントありがとうございます。
自分が買い物をするときに、どんなレビューを読んでいるか?で考えると分かりやすいと思います。
自分が購入を決めたレビューはどんなレビューだったのか、良いレビュー悪いレビューも含めて納得して買い物をしたいはずです。
ならば、そういうことを記事にしてあげることで売れる可能性が高い記事ができあがると思います。
実際には簡単には行きませんが、理屈的にはそういうことだと僕は思っています。