悩んで買う瞬間に起きる出来事

自分が好きな商品を選び、買い物をするとき、人は何を考えているのでしょうか。
リアルに想像しながら今回の記事を読んでみてください。
真剣に読めば、売るためのヒントに気づけるかと思います。
欲しいからそれを買う。
どうして、それが欲しかったのか?
どうして、その商品を選んだのか?
今日は、そんな感じの話です(・∀・)
スーパーで買い物する場面

一番イメージしやすい例としては、食料品の買い物が分かりやすいと思います。
近所のスーパーで今晩のご飯を買いに行っている場面を想像してください。
もしくは、最近スーパーで買い物をしたときの事を思い出してみてください。
ご飯のおかず、飲料水、お酒、お酒のあて等、色々と置いてある中から、お財布事情に合わせて欲しいものを買い物かごに入れていきますよね。
例えば、ジュースを買おうと思ったとき、あなたはどういうことを考えますか?
ジュースといっても色々種類がありますよね。
スカッと爽快になる炭酸ジュース、果汁100%のまったりとしたジュース、ゴクゴク飲めるスポーツ飲料水。
僕は炭酸ジュースが好きなので、コーラやスプライト、ジンジャーエールやファンタを好んで買うことが多いです。
スーパーですので、これらのジュースの価格帯も150円以下で売られていますので、普通に安いです。
コーラが飲みたい日、スプライトが欲しくなる日、日によって欲しくなる物が微妙に違います。
数種類ある炭酸ジュースの中から、今回なぜそれを選んだのか?
炭酸ジュースを買うときは、スカッとすることを心のどこかで求めていたり、果汁100%ジュースを買うときは、まったりと飲みたいと思っていたりと、理由は様々です。
この辺の心理状態に、売るためのヒントが隠れていそうです。
商品に対する先入観がある
僕はテレビCMが好きです。
15秒という時間の枠内で、良い商品イメージをフルパワーで伝えてくるから、見ていて面白いです。
例えば、下記の動画をご覧ください。
ハンバーガー?素直においしそうです(´・ω・`)
それを口いっぱいに頬張り、それをコーラでグッと流し込んで、楽しそうに食べて飲んでいます。
発作的にコーラが飲みたくなる人もいるでしょう。
こういうCMを普段から見ることで、商品に対するイメージがすり込まれていきます。
次にこの動画。
コーヒーのCMです。
仕事=コーヒーの構図です。
このCMの影響なのか、仕事の時に飲む飲み物がコーヒーだったのかは分かりませんが、少なくとも僕が仕事をするときにはコーヒーを飲みます。
コーヒーを飲んで良い仕事をする、仲間と一緒に飲むコーヒー、コーヒーが仕事に欠かせないアイテムとしてすり込まれます。
他には旅行に対するイメージ、遊園地、色々な商品やサービスに対してイメージを持っています。
我々消費者は常日頃から商品に対してイメージをすり込まれているのです(;´∀`)
買う時に使っている時の自分を想像している

炭酸ジュースをゴクゴク飲んでいる自分。
コーヒーを飲みながら良い仕事をしている自分。
仕事仲間と休憩中に缶コーヒーを飲んでいる自分。
その商品を買うときに、こういう事を無意識に想像していています。
ジュースに限らず、この想像は常に頭の中で起こっています。
例えば、僕は最近「低温調理器」を買いました。
これは低温で調理することで、安い肉でも柔らかくジューシーに仕上げるアイテムです。
毎日それを使って、お金を掛けずにおいしい料理を手軽に作れる自分を想像していました。
あと、おいしい料理を家族で食べている姿も想像しています。
パソコンを買うときでも、バリバリ仕事をしている自分、使いこなしている自分を想像します。
タブレットを買うときも、寝る前やゴロゴロしながら、トイレの中でも常に片手に握っている自分を想像していると思います。
必ずと言って良いほど、買う時に使っている自分を想像しているのです。
自分の事ばかりでは無く、家族のこととかも考えますね。
旅行に行って喜んでいる嫁と子供。
遊園地ではしゃいでいる子供。
海や川で嬉しそうに泳いでいる子供。
親孝行のプレゼントで喜ぶ両親。
人が喜ぶ場面を想像してしまいます。
高級車のセールスマンが使う手法

先ほどの話を逆に考えると、想像できない物は簡単に買わないです。
と言うことはですよ、想像させてしまえば買われやすいと言うことになりますよね。
高級車を売るセールスマンは車の説明をしないという例え話をよく聞きます。
車を売るのでは無くて、夢を売るのだと。
これも理屈は同じで、車の説明をするのでは無くて、車を使っている自分を想像させ、夢を膨らませることで高級車を売るという話です。
また、一流のセールスマンはその辺に落ちている石にさえ夢を与えて売ることが出来るとも言われています。
もし、あなたが商品の説明ばっかりして全く売れないアフィリエイターなのであれば、お客さんに商品を使っているイメージを与えられていないのではないでしょうか。
商品説明はそこそこにしておいて、使っている様々なシーンを連想させる文章に切り替えてみてください。
面白い変化が生まれるかもしれませんよ(´・ω・`)